夏は薄着になったり、水着を着たりと体型が気になる季節です。
そこで、ダイエットしようと無理な食事制限を考えたりしていないでしょうか?
無理な食事制限は痩せれないばかりでなく、心身ともに異常をきたしてしまいます。
そんなことにならないためにも、今回は、人が生きるのに、カロリーが必要だということ。
1日に必要なカロリーが、どれくらいなのかということについて、書いていきます。
人は生きるのに、エネルギーを使います。
そのため、カロリーが必要です。
このカロリーが必要ということを知っていると、ダイエット中でも、必要なカロリーまで食べることができます。
スポンサーリンク
1日に必要なカロリーは、体重×25~30kcalです。
自分がダイエットするまでは、自分の感覚で食べる量を決めていました。
その時は、満腹感を得るまで食べていたので、どれくらい食べているのかは分かっていませんでした。
ダイエットを始めようと思って、まずしたことは、一日の摂取カロリーを決めて、その範囲内で食べるようにすることでした。
食べないダイエットより始めの体重の減りは少ないのですが、1ヶ月で5kg、2ヶ月で10kg痩せました。
食べることができるので、ダイエットを続けることができました。
その時に決めたのが、1日の摂取カロリーを体重×25~30kcalでした。
これがどれくらいかと言うと、例えば、体重70kgの人だと1750kcal~2100kcalになります。
ダイエット中でも、基礎代謝分のカロリーは摂取する必要があります。
基礎代謝は生命を維持するのに、何もしていなくても消費されるカロリーのことです。

この基礎代謝より摂取カロリーが少ないと体が飢餓モードに入ってしまって、体内でエネルギーが消費されにくくなってしまいます。
そのため、食べれない苦しさと痩せれない苦しさ、そして体の不調が起きる苦しさといった苦しさのスパイラルに入ってしまいます。
この苦しさのスパイラルに入らないためにも、最低限必要な基礎代謝分のカロリーは摂取する必要があります。
ということで、1日に体重×25~30kcalが必要になるんです。
基礎代謝分のカロリーが必要ということを知っていると、ダイエット中でも、必要なカロリー分は食べることができます。
食べることができれば、苦しさは無くなるので、ダイエットを続けることができて、理想の体型に近づくことができます。

1日の摂取カロリー、体重×25~30kcalの範囲内の食事をしよう。
まずは、1日の摂取カロリーを決めるために、体重×25~30kcalを計算してみましょう。
あとは計算したカロリーの範囲内になるように、食事をしてみて下さい。
この方法だとダイエット初期の体重の多い時は、普通に食べられるので、そんなに苦しさを感じません。
体重が減っていくのに合わせて徐々に食事量も減っていくことになるので、苦しむことなく続けることができます。
続けることができれば、ダイエットの結果は表れてくるので、やめることもできなくなります。
そして理想の体重や体型に、近づくことができます。
ということで、今日から1日に必要なカロリーの範囲内での食事をしてみては、どうでしょうか?
定食屋さんで「大盛りにしますか?」と聞かれて、「はい」と即答していませんか?
ご飯を大盛りにした方が満腹感を得られるし、お得な気がするし、それに大盛りぐらい大したことないだろうと油断していませんか?
そんな大盛りにしてしまうあなたに、毎食の大盛りは500kcalになること、そしてそれをやめればどうなるかについて書いていきます。

大盛をやめれば、腹が凹む。
そうなんです。腹を凹ませたければ、ご飯1杯を減らさなければならないんです。
私も太っていた頃は、お腹が一杯にならないと嫌だったので、ご飯大盛りを頼んだり、お替りをしていました。
その頃はご飯1杯のカロリーなんて知りもしなかったし、気にもしていませんでした。
ダイエットを始めて食事制限をするようになると、ご飯1杯のカロリーの高さを知るようになり、
ご飯の大盛りやお替りをすることがカロリーオーバーにつながる事が分かりました。
一般的に飲食店で大盛を頼むと普通盛りよりも100gほど増えることが多く、
この100gをカロリーにすると約168kcalになります。これが3食なら約500kcal。
さらにおかずで揚げ物なんて頼もうものなら、即カロリーオーバーOUT!!
使われなかったエネルギーは体脂肪として蓄積されてしまいます。
ちなみに脂肪1kgを減らすには約7,000kcal消費する必要があります。
1ヶ月の場合だと、1日当たり約230kcalになります。
これはご飯約150g、普通盛り1杯分に相当します。
1ヶ月で脂肪1kg減らすには、ご飯1杯分を減らさなければなりません。

腹を凹ませたければ、ご飯1杯を減らせ!!
以上のことから、腹を凹ませたければ、ご飯1杯を減らさなければならないんです。
大盛をやめる、ご飯を1杯減らすと、確実に1ヶ月で脂肪1kgを減らすことができます。
1年続ければ12kgです。
いきなり体重を減らそうとしても苦しくなるので、まずは大盛りを止める、お替りをしないことから始めてみませんか?
ダイエットするには、エクササイズしかないと思っていたり、飲むため食べるためにエクササイズをしていませんか?
エクササイズを好きなものを食べるための言い訳に使っていませんか?
それでは、せっかくのエクササイズが無駄になってしまいます。
そんな、あなたに今日は、エクササイズよりも食事が大事ということについて、ご紹介します。

健康的な食事と定期的なエクササイズの組合せが健康維持する上でベストですが、エクササイズの時間がとれなくても、食事を賢く選べば心身の健康を保つことは可能です。
食事はエクササイズ(運動)より重要です。
そう考えるようになったのは、”痩せて健康になるにはエクササイズしかない。”と思い込んでいましたが、エクササイズよりも日々の食事の方が、かける時間や回数が多いことに気づいたからです。

食事に関して重要なポイントは4つあります。
①できるだけ多く自然のままの食べ物を摂る。
サラダや果物を、できるだけ食べるようにしましょう。果物は食べ過ぎに注意してください。果糖が含まれていますので。
②脂肪分が少ない肉を選ぶ。
赤身の肉を食べるようにしましょう。脂肪分が多いと、カロリーも高く内臓に負荷がかかってしまいます。
なので、低脂肪、高たんぱくな食事を目指しましょう。
③一度に食べる量を少なめにする。その分、回数をふやすのはOK。
一回の食事でドカ食いするのではなく、腹八分以下ぐらいにしましょう。
回数をふやすのはOKですが、その際、一日の上限カロリーを超えないように、気をつけてください。
④水をたくさん飲む。
人間の体は、ほとんどが水でできています。体の調子を整えるためにも、水を飲みましょう。
あと、脂肪を燃焼させるのにも、水が必要です。

口にするもの(食事)はエクササイズ(運動)よりも重要!!
その結果、エクササイズの時間がとれなくても、食事を賢く選べば心身の健康を保つことは可能になります。
それでは、心身の健康を保つためにも、日々の食事を気をつけてみて下さい。
①できるだけ多く自然のままの食べ物を摂る。
②脂肪分が少ない肉を選ぶ。
③一度に食べる量を少なめにする。
④水をたくさん飲む。
このうち、どれか一つからでもいいので、始めてみませんか?
食事指導中心のオーダーメイドダイエット!
無理なダイエットを卒業しよう
