ダイエットに効果があると聞いて、○○だけを食べるダイエットや断食といった極端な食事制限をしたりしていませんか?
ダイエットできるけれど、体や精神を病んでしまう危険なダイエット法があります。
そんなダイエットは続かないし、ダイエットできても健康じゃなければ意味が無いので、危険なダイエットは始めないで下さい。
今日は、危険なダイエット法について、書いていきます。
これを読むことであなたは、危険なダイエットについて知り、健康を損なうダイエットをしないようになります。
偏った食事によるダイエット法は危険ですから、止めましょう。
テレビ等のマスコミで毎日といっていいように健康情報、特にダイエットについての情報が氾濫する状況ですが、ダイエットすることによって健康や精神に不調をきたす人がいるという現実です。
ただ痩せるということだけに意識が向いて危険なダイエットを始めてしまう人が多いということだと思います。
危険なダイエットは主に3つあります。
・○○だけを食べるダイエット
例えば、リンゴだけを食べるダイエット法といったものです。
人間の体は、特定の栄養分だけでは生きていくことはできません。
脳の栄養源になるものは糖質だけですし、体の調子を整えるためにも、各種ビタミンやミネラルも絶対に必要なものです。
細胞を再生するためにはタンパク質も必要ですし、脂肪分でさえある程度は必要になります。
つまり、ダイエット以前に、健康に生きるためには栄養バランスの取れた食事が必要不可欠ということです。
たった一つの食べ物しか食べないのでは、どうしても栄養が偏ってしまいますし、栄養不足、栄養失調になってしまいます。
・○○抜きダイエット
○○抜きダイエットも危険なダイエットの一つです。
例えば、脂肪抜きダイエットや炭水化物抜きダイエットなどですね。
健康に悪影響が出ないくらいの量に減らすなら有効です。
現代社会は炭水化物(糖質)を摂りやすい環境ですので、過剰に摂取している炭水化物を制限するのは、ダイエットに有効ですが、完全に抜いてしまうと、体調を崩してしまったり、かえって太りやすくなってしまいます。
ですから、このようなダイエット法は止めておきましょう。
・極端なカロリー制限をした食事(断食)
断食も危険です。
人は何もしなくて生きていく上で消費するカロリーが必要です。
食事を極端に減らすと必要なカロリーを摂取できないので、体や精神に異常が生じることになってしまいます。
それに、一旦好きなだけ食べて満足を得た上で吐いてしまうというダイエットも、摂食障害になってしまう恐れがありますから止めてください。
結論としましては、偏った食事によるダイエット法は危険ですから、止めましょう。
危険なダイエットについて知り、健康を損なうダイエットをしないようにしましょう。
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バランスの良い食事と定期的な運動を心がける
いかがでしたか?
今回は「危険なダイエット」についてご紹介しました。
危険なダイエットを始めるのではなく、バランスの良い食事と定期的な運動を心がけることによって、健康的なダイエットをすることができます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
糖質制限ダイエットのメリット・デメリットを知っていますか?
糖質制限ダイエットにもメリット、デメリットがあります。
それでは、どんなメリット、デメリットがあるか紹介します。
1.糖質制限ダイエットを行うメリット
糖質制限ダイエットを行うと様々なメリットがあります。
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1-1.血糖値が改善する。
糖質を制限しているので、血糖値が上がりません。もちろん、血糖値の数値は改善します。
1-2.高血圧、高脂血症といった血液検査の数値がよくなる。
肥満が解消されるので、肥満が原因の高血圧、高脂血症といった血液検査の数値がよくなります。
1-3.二日酔いのムカつきがなくなる。
実は炭水化物は消化が遅く、長い時間、胃の中に残っています。
そのため二日酔いのムカつきの原因になりやすいのです。
糖質制限ダイエットでは炭水化物の摂取を控えるので、胃の中に残るものが少なくなり、二日酔いのムカつきが起こりにくくなります。
1-4.食後の眠気がなくなる。
糖質を摂取することによる血糖値の急上昇、急降下が起きなくなるので、食後の眠気が起きにくくなります。
血糖値の急上昇は、やる気や満足感が得られるのですが、急降下時は、その逆で、眠気が襲ってくることになります。
1-5.(朝の)目覚めがスッキリする。
糖質制限ダイエットを行うと肥満が解消されるので、肥満が原因の「イビキ」や「睡眠時無呼吸症候群」が治まり、眠りが深くなります。
そのため、朝の目覚めもスッキリします。
1-6.お腹が急にすくことがなくなる。
糖質制限ダイエットでは、血糖値の大きな上昇、降下が起きないので、血糖値の急降下した状態がなくなります。
血糖値が急降下した後は、体が血糖値を上昇させようとして、糖質を欲しがります。
この状態になると、お腹が空いていると感じて、何か食べたくなります。
これが過食の原因にも、つながっていきます。
糖質制限ダイエットをしていると血糖値は常に安定しているので、お腹が空き過ぎたり急にお腹が空くといったことがなくなります。
1-7.元気になる、バテにくくなる。
糖質制限ダイエットをすると、血糖値が安定し、血糖値の乱高下が起きないので、ホルモンのバランスが良くなり、体調が安定sる。
1-8.ニキビなどの吹出物が出なくなる。
血液中のブドウ糖は生存に欠かせないが、多すぎると毒になります。これを糖毒性といいます。
糖質制限ダイエットをすると、糖毒性が減少し、吹出物が出にくくなります。
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2.糖質制限ダイエットを行うデメリット
様々なメリットがある糖質制限ダイエットですが、デメリットもあります。
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2-1.主食(炭水化物)が食べれない。
糖質制限ダイエットなので、基本的に炭水化物、主食と言われる米、パン、麺といった類のものは、食べられません。
(スーパー糖質制限ダイエットの場合。スーパー糖質制限ダイエットについては、こちら。)
しかし、糖質制限ダイエットを始めてみると分かりますが、主食が無くても、おかずをしっかり食べられるので、かなり満足できます。
2-2.甘いもの(スイーツ)が食べれない。
これも糖質制限ダイエットなので、甘いもの(スイーツ)、いわゆる糖類を含む食品は食べられません。が、目標体重に到達している場合やプチ糖質制限ダイエットやスタンダード糖質制限ダイエットの場合は、回数や量に注意して食べることが出来ます。
(プチ糖質制限ダイエットやスタンダード糖質制限ダイエットについては、こちら。)
今では、糖質を抑えたお菓子などもあるので、それらを上手く使えば、ストレスなく続けられます。
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2-3.下痢や便秘になる!?
糖質制限ダイエットを始めると人によっては下痢や便秘になる人がいるみたいです。
これは糖質制限ダイエットによって、今までと違う食生活になることによって、腸内環境が変化することに関係があるようです。
ただ下痢や便秘になっても、しばらくすると体内の代謝が全て改善してきて、腸内の状況も安定してきます。
下痢や便秘も自然に治まってくるはずです。
それから糖質制限ダイエットを行うと炭水化物の摂取が少なくなり、食物繊維の摂取も少なくなります。
どういうことかというと、炭水化物は糖質と食物繊維からできています。
糖質制限ダイエットでは糖質を控える目的から炭水化物の摂取を控えることになります。
そのため、今まで炭水化物から摂取していた糖質と同時に食物繊維の摂取も控えられることになります。
このことも腸内環境の変化に影響があると考えられます。
じゃあ、どうすればいいの?
食物繊維を補給しましょう。
どんなものがあるか?
こんな物があります。
難消化性デキストリン (サラッと溶ける便利な即溶顆粒タイプ)
難消化性デキストリンって何?
難消化性デキストリンは食物繊維不足を補う目的で作られた
デキストリンとは、α-グルコースがグリコシド結合※1によって重合※2した低分子量の物質の総称で、デンプンの仲間なのです。
難消化性デキストリンとは、読んで字のごとく「消化しにくいデキストリン」というわけですが、どういうものでしょう?
まず、トウモロコシのデンプンを焙焼し、アミラーゼ(食物として摂取したデンプンを消化する酵素)で加水分解します。その中の難消化性成分を取り出して調製した水溶性食物繊維が難消化性デキストリンです。
日本人の食生活が欧米化し、食物繊維の役割が重視されるようになったため、不足しがちな食物繊維を補う目的で作られました。難消化性デキストリンは、低粘性・低甘味で溶けやすく、水に溶かした場合はほぼ透明、耐熱性・耐酸性に優れている食品素材です。いろいろな生理機能をたくさんもっているため、さまざまな食品に利用されています。
引用:食物繊維を摂ろう!難消化性デキストリン(大塚製薬)より
トクホコーラなどに入っている成分で消費者庁からトクホの関与成分として許可されています。
どんな効果があるの?
難消化性デキストリンの体内での働き
難消化性デキストリンには主に5つの作用があります。
1.糖の吸収スピードの遅延作用(食後血糖の上昇抑制作用)
2.整腸作用
3.脂肪の吸収スピードの遅延作用(食後血中中性脂肪の上昇抑制作用)
4.内臓脂肪の低減作用
5.ミネラルの吸収促進作用
引用:食物繊維を摂ろう!難消化性デキストリン(大塚製薬)より
というように腸内環境を整えるためにも、ダイエットにも役立つ成分なのです。
ぜひ、難消化性デキストリンを溶かした飲物を飲むようにしてみて下さい。
ということで糖質制限ダイエットに難消化性デキストリンをプラスすることで下痢や便秘の問題も解決できて、ダイエットにも役立ちます。
2-4.デメリットまとめ
以上の様に、デメリットととしては、今まで食べてた物が食べれなくなることや腸内環境が変化するぐらいで他に大きなデメリットはありません。
そもそも、今まで好きなものを食べて、飲んでいたから太っているのであって、”痩せたい”なら何かを我慢するのは他のダイエット方法でも同じです。
その点、糖質制限ダイエットは糖質の摂取を控えるだけですから、無理なく続けられて、様々なメリットを実感できるはずです。
ぜひ、今日から始めてみませんか?
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3.糖質制限ダイエットにまつわる誤解
糖質制限ダイエットについて、欠点、批判、問題、弊害、リスクといった様々なことが言われていますが、誤解であり過剰な糖質摂取の方が問題です。
3-1.脳の働きが鈍る?
糖質制限ダイエットをすると血中のブドウ糖が少なくなって、脳に行くはずのブドウ糖も少なくなるから「脳の働きが悪くなるのではないか?」と言われています。
しかし、糖質制限ダイエットをしても、脳には影響ありません。
糖質制限ダイエットをしていると、正常な血糖値が保たれます。脳は正常な血糖値で働きます。
また脳は、ブドウ糖以外にもケトン体を利用しています。(ケトン体:脂肪を分解して肝臓で作られる化合物。)
ブドウ糖とケトン体の両方のエネルギーで二重に支えられています。
なぜ、そのような仕組みなのか?
それは脳が、一瞬たりとも活動を停止できないからです。
脳は活動を停止することができない、でも食物が常に手に入るとは限らない。
そこで人間は、どんな飢餓状態でも生き残れるように蓄えた脂肪を分解するケトン代謝とブドウ糖以外の物質から糖を作り出す糖新生という複雑なシステムでエネルギーを生み出しています。(糖新生については、こちら。)
ですから、糖質制限ダイエットをしても脳の働きが鈍ることは、ありません。
3-2.腎臓、すい臓、肝臓が悪くなる?
高タンパク質、高脂質の食事をすることで「腎臓、すい臓、肝臓に悪いのでは、ないか?」と思うかもしれません。
しかし、このことも糖質制限ダイエットをしたから悪くなったんではなくて、もともと悪くなってた人には糖質制限ダイエットが向いていないということなんです。
どういうことかと言いますと、糖質制限ダイエットで高血糖が改善し、正常血糖になりますが、肝臓が糖新生をするので、低血糖にはなりません。
しかし肝硬変の場合、糖新生がうまくできません。
次に、すい臓ですが、糖質制限ダイエットを行うと脂質の多い食事となることから、すでにすい臓が悪い人の場合、消化酵素が多く分泌されて弱ったすい臓の負担が大きくなってしまいます。
ということで糖質制限ダイエットは肝硬変や活動性すい炎の人には向いていないことになります。
腎臓についてですが、糖質制限ダイエットをすることで、高タンパク質、高脂質の食事が増えますが、高タンパク質、高脂質の食事が腎臓に悪いと明らかにする研究結果は、ありません。
腎不全の原因は糖尿病が多く、糖質制限ダイエットでは糖尿病の原因の糖質を控えるので、糖尿病の予防にもなり、腎臓に悪いことにもなりません。
以上のように糖質制限ダイエットが腎臓、すい臓、肝臓を悪くするのではなくて、もともと悪い人には向いていないダイエット方法だということです。
ただ何事にもやり過ぎは良くないですので、タンパク質や脂質の過剰摂取は、やめましょう。
4.まとめ
いかがでしたか?
「本当は、どうなの?糖質制限ダイエットのメリット・デメリット。」について、ご紹介しました。
糖質制限ダイエットにも、メリット・デメリットがありますが、メリットの効果の方が大きく、始める価値があります。
糖質制限ダイエットに欠点、批判、問題点、弊害、リスクが言われていますが、誤解や勘違いによるものなので、”始める””続ける”上で、特に大きな問題は、ありません。
とにかく、糖質制限ダイエットを始めて、まずは効果を実感してみて下さい。
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5.参考書籍
この記事を書くのに、参考にした書籍がこちらです。
『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~
『マンガ『炭水化物が人類を滅ぼす』~最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!~』おちゃずけ (著)
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!2 実践編 新版―糖質制限食の応用法』江部 康二 (著)(東洋経済新報社)
6.糖質制限ダイエットに役立つサプリ
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